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ホームセンター大手のカインズでは正月の飾り物や鏡もちが好調な売れ行きだった
不況風吹けば賑わう3消費、「実用・内食」消費、詰め放題福袋に長蛇の列。2009/01/09, , 日経MJ(流通新聞), 1ページ, 有, 1316文字


 景気の悪化に伴い所得・雇用環境が厳しさを増す中で、2009年の消費は一段の冷え込みが予想される。百貨店の初売りも振るわず、一部ではデフレに入ったとみられる状況も出始めた。消費者の節約志向も強まるばかりだ。だが、消費者の支持を集めている商品やサービスはある。探ってみると、浮かび上がったキーワードは、「実用・内食」「巣ごもり」「割り切り」――。不況風が吹く中で、あえて景気の良い話を集めてみた。
 ホームセンター大手のカインズでは正月の飾り物や鏡もちが好調な売れ行きだった。前年二割増しで用意したプライベートブランド(PB=自主企画)商品は完売した。同社は「景気悪化で“神頼み”などの古い慣習を見直す人が多かったのでは」と分析する。
 百貨店の初売りは衣料品や宝飾など高額品の不振で売り上げが前年を割り込む店が相次いだが、実用的でお得感の強い福袋には人気が集まった。西武百貨店池袋本店では、先着三十人でエコバッグに野菜を詰める福袋(メロン付きで二千九円)が午前中に売り切れた。一週間分の靴下やワイシャツが入った福袋も昼すぎに売り切れた。
 松屋銀座本店は百四十種類の缶詰から好きな商品を詰める福袋が、開店直後に完売。大丸東京店が千個限定で発売した和洋菓子や乾物などの食品を詰め合わせた千円の福袋も午前六時半ごろから行列ができ店頭が賑(にぎ)わい、開店からわずか一時間でさばけた。
 野菜や缶詰詰め放題などの福袋に人気が集まった背景には、「内食」志向の強まりがある。外食を控え、家庭で食事をとる人が増えている中で、スーパーの食品で注目されるのが「ひき肉」だ。
 イオンでは昨秋以降、売上高が約一五%増で推移している。中国産の冷凍ギョーザ中毒事件の影響で、昨年前半には手作りギョーザが人気を集めたが、「安くて簡単に調理ができる点が受けた」(イオンリテール)ようで、今では食卓の定番メニューに昇格した。
 イトーヨーカ堂でもひき肉は昨秋以降、前年比二〇%を超える伸び。豚、牛も売れているが、中でも鶏が一番。いなげやも同一二%増。ひき肉はギョーザだけでなく、ハンバーグやロールキャベツ、マーボ豆腐、つくねなど料理のバラエティーが広く、寒い冬の食卓を囲むにはうってつけの食材ということが改めて認知された形だ。
 このほかヨーカ堂では鶏肉や国産豚肉、魚の切り身も一割程度伸びている。汎用性が高く、調理が簡単な生鮮品が人気のようだ。
 冬場の人気メニュー、鍋物で突出している商材が、溶けにくいはるさめ「マロニー」だ。主力商品と同名のマロニー(大阪府吹田市)では「今年は創業以来初めての売り上げの伸び率」(営業推進課)といった好調さ。工場はフル稼働で、昨年十一月は前年同月比一六%増、十二月は同二一・五%増。食の安心への志向から中国産の緑豆春雨を敬遠する傾向も追い風になっているようだ。
 インフルエンザの流行が十二月中旬から始まったことを受け、ホーマックではマスクが前年同期比六割増と売れている。
【図・写真】ハンバーグやギョーザなど家庭での調理需要の増加でひき肉の売れ行きが伸びている
【図・写真】初売りでにぎわう婦人服売り場(2日、東京・池袋の西武百貨店池袋本店)


正月用品2割り増し、マスクが6割り増しか。
マスクは売上が少ないからちょっとの動きでもすぐに率で結果が出るけど
正月2割り増しは分析の価値アリやな。
2009'01'09(Fri)13:24 [ 新聞記事 ] CM0. TB0 . TOP ▲
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